ムルガンダ・クティ寺院

仏教の4大聖地のひとつ、サールナートの地に建つムルガンダ・クティ寺院。6世紀に建立されたダメーク・ストゥーパをはじめとした数々の遺跡に比べると新しい、1931年建造の仏教寺院です。独特の建築様式を持つ美しい外観や、釈迦の生涯を描いた壁画で彩られた内部が見どころで、聖地巡礼に訪れた信者のみならず、観光客にも親しまれています。

バラナシ

インド北東部、ガンジス川のほとりに位置し、古い歴史に彩られた都市バラナシ。インド最大のヒンドゥー教の聖地であり、毎年100万人以上の信者が巡礼に訪れます。川岸のガートで執り行われる火葬の光景からは、ヒンドゥーの死生観が垣間見られます。郊外には釈迦が初めて教えを説いたとされる仏教の聖地サールナートもあり、迷路のような旧市街とともに見どころになっています。