ドゥブロヴニクの城壁

ドゥブロヴニクの旧市街を取り囲む城壁は、8世紀に起源を持ち、中世を通して拡張と増強が施されてきた堅牢な壁です。全長1,940m、高さ最大25mにもなる壁は、風情ある街並みを形成する最大の要素。その複雑な建造美もさることながら、城壁の上から眺めるアドリア海とオレンジ色の屋根が続く旧市街の素晴らしい景色が、この地を訪れる旅人を魅了し続けています。

ドゥブロヴニク

アドリアの碧い海に面して、中世そのままの堅固な城壁とオレンジ色の屋根が続くドゥブロヴニクの街。海運都市ラグーサ共和国の繁栄を今に伝える美しい街並みは「アドリア海の真珠」と称賛されています。1990年代の内戦を乗り越え、かつての輝きを取り戻したドゥブロヴニクは、一大観光地として近年ますます注目を集めています。