新宮殿

サンスーシ公園の西端に建つ壮麗なバロック様式の新宮殿は、1769年、プロイセン王国のフリードリヒ2世によって建設されました。東にある王の居住地、サンスーシ宮殿の華麗なロココ様式とは異なり、数々の彫刻によって装飾され、重厚な雰囲気を纏った宮殿は、列強を相手にした七年戦争を優位に終えた自信を表しているかのようです。

ポツダム

湖と川に恵まれ、美しい風景が広がる歴史都市、ポツダム。1660年、ブランデンブルク選帝侯フリードリヒ・ヴィルヘルムの狩猟用住居として選ばれて以来発展を続けた街には、プロイセン時代の数多くの宮殿が当時のままの姿で残されています。優雅で華やかなロココ建築と豊かな緑に彩られたポツダムは、ベルリンから気軽に訪れることができる郊外の観光都市として人気を集めています。