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ウィーン オーストリア
ウィーン川
ウィーン川は、ウィーンの森西部の山を水源とし、ウィーン市内でドナウ運河へと流れ込む全長34kmの河川です。市の中心部では地下を流れ、その存在に気づく機会はそれほど多くありません。一方で、河口近くには市立公園、また地上を流れる川岸の一部には遊歩道がそれぞれ整備されており、コンクリート岸壁の間を穏やかに流れる姿を眺めながら、のんびりと散策を楽しめます。
リング通りと旧市街
10世紀から19世紀まで、ウィーンの中心部は防衛のための市壁に囲まれていました。1858年に市壁が取り壊され、その跡地に築かれたのが、リングシュトラーセ(環状道路)。国会議事堂や歌劇場など、近代都市の象徴である豪華な建造物がずらっと並ぶリングの沿道は、その内側に広がる王都時代の街並みと合わせて、ウィーンの美が詰まった一大観光地となっています。