尻吹峠

越後山脈の山あいを流れる只見川沿いに広がるノスタルジックな日本の原風景。そのひとつが、大志（おおし）集落です。緑濃い山々と輝く水面に、豪雪地方ならではの赤や青のトタン屋根が彩りを添えています。この様子を上から見下ろせるのが、会津川口駅近くの尻吹（しりふき）峠。JR只見線の電車が集落を通過する時刻を狙って、鉄道ファンや写真家が訪れるフォトスポットです。

奥会津

会津若松の南西に位置し、越後山脈の大自然に豊かな郷土文化が息づく奥会津。日本有数の豪雪地帯として知られるこの地には、急峻な山々に雪解け水を集める川、山あいに隠された集落や秘湯など、貴重な日本の原風景が残されています。会津と新潟を結ぶ只見線のローカル列車に乗って車窓の景色を楽しみながら、沿線の山々や街、温泉を巡る旅が人気を集めています。