ザルツブルク大聖堂

中世より宗教都市として栄えてきたザルツブルクの中心的存在、ザルツブルク大聖堂。土台を築いた聖ルパートおよび774年に最初の大聖堂を建てた聖ヴィルギルに捧げられたカトリック教会です。2つの塔を持つ壮麗なファサード（正面）や内部のフレスコ画が印象的なバロック様式の大聖堂は、モーツァルトが洗礼を受け、オルガン奏者として多数の曲を作ったことでも知られています。

ザルツブルク

オーストリア中部、ドイツとの国境近くに位置する州都、ザルツブルク。「塩の城」という意味を持つその名のとおり、付近で産出される岩塩の交易よって富を築き、繁栄してきました。中世の趣を残す旧市街には、丘の上のホーエンザルツブルク城をはじめ、見どころが満載。モーツァルトが生まれ育った街としても名高く、毎年夏に開かれる音楽祭には世界中からクラシックファンが集まります。