マチュ・ピチュ遺跡のリャマ

マチュ・ピチュ遺跡を歩いていると、遺跡を悠々と歩き回るリャマの群れに出会うことがあります。リャマは、アンデス山脈の高地に生息するラクダ科の動物です。プレ・インカの時代からアンデスの人々の生活に密接に関わり、今でもペルーを代表する家畜として知られています。マチュ・ピチュ遺跡のリャマ達は人懐っこく社交的で、訪れる人の写真に収まっては、癒しの時間を提供しています。

マチュ・ピチュ

標高2,430m、アンデス山脈の尾根に突如として現れるインカ文明の遺跡、マチュ・ピチュ。インカを帝国へと発展させた皇帝パチャクテクの時代、1450年頃に建設されました。麓のマチュ・ピチュ村からバスに揺られて、遺跡を発見したアメリカの探検者の名が付いたジグザグのハイラム・ビンガム・ロードを登ること約30分。スペインの破壊を免れて当時のままの姿を残す空中都市の、奇跡のように美しい絶景に出会えます。