上山城

上山城（かみのやまじょう）は、羽州街道の要衝で温泉宿場町でもある上山の地に築かれた城です。江戸時代にはその美しさから「羽州の名城」と謳われました。壮麗な天守は江戸時代に取り壊されましたが、1982年に模擬天守が建てられ、往時の面影を偲ばせています。城跡のある月岡公園は四季折々の花の名所となっており、情緒豊かな温泉街の散策コースとして親しまれています。

かみのやま温泉

かみのやま温泉は、蔵王連峰を望む上山の7つの地区にある温泉街の総称です。南北朝時代にまで遡る上山城が見守る城下町として、また羽州街道沿いの宿場町として、江戸時代に繁栄を極めた上山。歴史の趣が残る街で、浴衣を身に纏って共同浴場や足湯を回る湯めぐりが人気です。蔵王の大パノラマを楽しめる展望露天風呂や、山形の海と山の幸が盛り込まれた料理を堪能できる湯宿も充実しています。