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ドラア=タフィラルト モロッコ
イミルシル
オート・アトラス山脈の険しい山々の谷間、標高2,120mに位置する小さな村、イミルシル。周辺に数多く点在する村々から成る農村共同体の中心でもあり、スーク(市場)は賑やかな雰囲気に包まれています。ムッセムと呼ばれる伝統的な婚約祭でよく知られており、毎年9月に行われる祭りの期間中は、モロッコ国内やヨーロッパからたくさんの観光客が訪れます。
オート・アトラス山脈
オート・アトラス山脈は、西は大西洋から東はアルジェリアとの国境まで、モロッコを横断する一大山脈です。山脈を境にして、北には古くからの都市が栄え、南には砂漠とオアシスの世界が広がります。標高4,167mの最高峰ツブカル山がある西部高山地帯から東に進むにつれ森林が減り、乾燥した岩石砂漠が広がります。険しい自然の中に現れる美しい渓谷やベルベル人の村などの魅力が満載で、都市から山脈を通って砂漠へ抜けるドライブが人気を呼んでいます。