クラ

マウイ島の主峰、ハレアカラの裾野に広がるアップカントリーと呼ばれる高原地帯に、クラの街があります。ハワイ語で「広い草原」を意味するクラは、標高500〜1,100mに位置し、海辺の観光地と比べると涼しく落ち着いた雰囲気です。火山性の豊かな土壌で育てられる野菜がクラの名を冠したブランド商品として販売され、地産地消を目指すハワイの高級レストランで重宝されています。

マウイ島

マウイ島はハワイ諸島で2番目に大きい島で、壮大なハレアカラ山を中心に手つかずの自然が広がり、のんびりとした空気を味わえます。輝くブルーの海、熱帯雨林や渓谷など大自然の合間に、魅力的な小さい街が点在しています。19世紀にハワイ王国の首都が置かれた西部のラハイナは、2023年8月、大規模な火災で壊滅的な被害を受けました。美しい古都の1日も早い復興を願うばかりです。