アヤソフィア

ビザンツ建築の最高傑作と称されるアヤソフィアは、537年にキリスト正教会として建てられ、1453年以降オスマン帝国の支配下ではイスラム教のモスクとして利用されるという数奇の運命を歩みました。トルコ共和国の下では博物館として公開され、その素晴らしい威容を現在まで引き継いできたアヤソフィアは、2つの宗教の色合いが共存した類まれな世界遺産として、今も人々の関心を惹き続けています。

イスタンブール

ボスポラス海峡を境にアジアとヨーロッパが向かい合う場所に位置する、トルコ最大の都市イスタンブール。その地理的重要性により、ローマ、ビザンツ、オスマンといった帝国の首都として発展を遂げてきました。各時代の文化・宗教を反映した歴史的建造物が建ち並び、独特の雰囲気に包まれた街。壮大なモスクに迷路のようなバザール、伝統的なハマムに多種多様なグルメまで、滞在の楽しみが尽きることはありません。