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京都 日本
松栄堂の創業は今から300年ほど前。丹波篠山の里長であった畑六左衞門守吉が商いの道を興した「笹屋」に始まります。3代目守経のころ「松栄堂」として本格的に香づくりに携わりました。以来、12代目に至る今日まで、香づくり一筋に歩んでいます。明治30年には、それまでの伝統的な香に加え、諸外国の生活様式にもふさわしい「香水香」を開発し、同時にわが国初の対米輸出に成功しました。伝統の香りを継承しつつ、先進技術の練磨開発に励み、今では世界各国に日本の香りをお届けしています。現在、コロラド州ボールダーに米国松栄堂があります。この他、出版やワークショップなど、さまざまな文化活動を通じて、日本の香り文化の継承と発展にも取り組んでいます。香り文化の担い手として、時の年輪を暖簾に刻みながら、これからも香りの歴史を重ねてまいります。