我が国唯一の宇宙航空分野における研究開発機関です。ロケット、人工衛星、国際宇宙ステーション（ISS）、探査機はやぶさ2、極超音速旅客機など宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用運用に至るまで一貫した研究開発を実施しています。2018年5月より、宇宙ビジネス創出を目指した民間企業等との共創型研究開発プログラムJ-SPARCを始動するなど新しいイノベーション創出にも力を入れています。

宇宙ステーション運用棟

J-SPARCプログラムへの事業提案がきっかけとなり、まるで宇宙生活を送っているような普通の窓では体験できない時間を届けるAtmoph Windowが実現し、ISS管制室の真横に、3台パノラマで導入いただきました。3台の窓からは、臨場感あふれるISSから見たままの映像が映し出されます。特に、宇宙ステーション補給機「こうのとり」を背景に眺める地球の姿をずっと眺めていると、本当に宇宙にいるかのような臨場感が体験できます。この映像は、施設内の見学ツアーで見ることができます。

宇宙ビジネス拠点 X-NIHONBASHI

2018年11月に東京・日本橋に新設された宇宙ビジネス拠点 X-NIHONBASHIは、JAXAをはじめ、宇宙ビジネスに携わるベンチャーや団体などが集う宇宙ビジネス拠点（三井不動産（株）運営）です。宇宙に関するイベントが開催され、日々多くのイノベーションが生まれるこの場所に、Atmoph Windowを1台導入いただきました。ふと顔をあげると見える、吸い込まれそうに美しいコバルトブルーの地球。その神秘的な姿を見ていると、宇宙の底知れない魅力を改めて感じることができます。