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京都 日本
八瀬のゲンジボタル
日本に夏の到来を告げる風物詩、ホタル。京都市内ではいくつかの場所で見ることができますが、比叡山の麓の緑豊かな八瀬も、そのひとつです。高野川の流れに沿って設けられた小径の脇に静かに佇む池に、夜になると小さな光が1つ、2つと漂い始めます。池の周りに鬱蒼と生い茂る草木と、その間をゆらゆらと舞うホタルの光が幻想的な光景を作り出し、訪れる人の目を楽しませてくれます。
八瀬
比叡山への玄関口・八瀬は、高野川の清流沿いに広がる緑豊かで落ち着いたエリアです。壬申の乱で大海人皇子が背中に矢傷を負い、この地で傷を癒したことから「矢背」と呼ばれたのが、地名の由来とされています。古くから文化人に愛されてきた風光明媚な八瀬は、今も歴史と自然が紡ぎ出す美しい風景が魅力で、特に紅葉のシーズンにはたくさんの観光客で賑わいます。