上西内科
クリニック
「また来たくなる場所」をコンセプトに、愛知県小牧市にクリニックをオープンした上西先生。居心地のいい空間づくりの一環として、Atmoph Windowを3台、待合室に設置してくださいました。
Q. 開業にあたり、どんな医院を目指されたのかお教えください。
「また来たくなるクリニック」をテーマとしています。病院は、一般的には不快なイメージがあるかと思います。その不快なイメージを少しでも減らすことができればと考えています。
本来、病院はまた来てはいけない場所ではあるのですが、私の専門領域でもある慢性疾患は、どうしても通院の必要性がでてきます。糖尿病などは特にそうです。いわゆる生活習慣病などは薬がなくなった後も、そのあと良い状態をずっとキープしていかないといけません。ただ、その途中で通院を辞めてしまう人がたくさんいます。その主な理由は、「症状がなくなったから」ということと、「病院に行くことが面倒だから」ということです。わざわざ病院に行きたい人なんて、あまりいませんよね。「嫌だな」という気持ちを少し取り除いてあげること、そのイメージを少しでも払拭できたら、それが直接患者さんにとっても良い状態を保つための理由づけにもなるかと思ったんです。
居心地のいい空間を演出するために、Atmoph Windowはまさにコンセプトにぴったりの製品でした。
Q. Atmoph Window導入の理由をお教えいただけますか?
最初にクリニックのテーマを決めて、そこから「自分たちが居心地のいい場所はどんな所か」を追求していったんです。その過程で、Atmoph Windowとの親和性を見つけました。
もともと、頑張っているベンチャー企業に興味があり、何か一緒にコラボしたいと考えていました。たくさんの可能性を持った企業と、一緒に成長できたらと思って。
そんな時、ガジェット好きの友人が紹介してくれた製品が、Atmoph Windowでした。「時間の質をより良くする」という想いが「居心地のいい、また来たくなるクリニック」という私たちのコンセプトにかなり近いものだと感じました。待合室で世界の風景を眺めていれば、きっと患者さんにとって待ち時間が心地の良いものになるのでは、と。Atmophだけで見ることができる景色がある、という独自性にも惹かれました。
Q. 製品のどこに、特に魅力を感じてくださいましたか?
製品に加えて、「窓」というコンセプトに焦点を絞っている所です。社長にお会いした時、「自分たちのCMや広告は映せるのか」との質問に、「それはできません」とはっきりと仰ってくださり、その姿勢がとても気持ちよく感じましたし、すごく腑に落ちました。
何かをする時に、一番重要なことは「何をしないか」「何を捨てていくか」を決めることかと気がつきました。万人に受け入れられる空間を作るのは難しいですし、コンセプトがぶれてしまうので。その分、Atmoph Windowと病院の待合室はかなり親和性があるかと思います。ただ、「病院といえばAtmophだよね。」となってしまうと、私たちに特別感がなくなってしまってちょっと困りますね。笑
Q. Atmoph Windowに、今後期待していることはありますか?
待合室で、Atmoph Windowを見た患者さんから「いいね」「素敵だね」というお声をいただくのがとても楽しみです。ふと待合室に出て、風景を変えたりしてみなさんの反応を見てみたいです。
待ち時間に苦痛がない、ということは患者さんだけではなく病院側にもかなりメリットがあるんです。病院でのクレームの上位は、待ち時間の長さです。特に、受付のスタッフにそのクレームがいくことが多く、スタッフの苦痛にもなるんです。Atmoph Windowで待ち時間の苦痛が減らせたら、双方の精神的な苦痛も取り除くことができると思っています。
風景については、どんどんボリュームが増えていった時にどのように検索していくのかな、という課題はあるかと思います。検索という作業は、イメージがあってそこに向かっていく作業です。ですので、今後は自分では想定していなかった風景との出会いもあったら良いな、と思います。今は、風景に辿り着くまでにエネルギーを使ってしまうので。
Q. Atmoph Windowで、お好きな風景はありますか?
家にあるAtmoph Windowでは、私の好みでアイスランドの風景にしています。アイスランドの音楽も大好きで、今までの人生の中で一番聞いている音楽はシガー・ロスかと思うほどです。
糖尿病・甲状腺 上西内科
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