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タワシタ

レストラン

「このお店が一番落ち着く」そう言ってもらえる瞬間が一番嬉しいと教えてくれた、佐藤さん。壁などの内装に加え、食器などの小物にまでこだわり抜いて作られた空間に、Atmoph Windowを選んでくださった理由をお尋ねしました。

Q. 今回、タワシタでもAtmoph Windowを導入したい、と思ってくださった理由をお教えください。

* 以前に佐藤さんは、ご自身が経営される六本木の「CAFE RANDY」(2018年5月に閉店)にてアイスランドをテーマに、Atmoph Windowとコラボをしていただいたことがあります
* 参照:「六本木から絶景の国アイスランドへ。CAFE RANDYがデジタル窓のAtmoph Windowでアイスランド一色に」2017年11月16日
お客さまの反応が良かった、ということもありますが、何より映像が綺麗だったからです。それに、想像していたよりも「すごいな」と思って。RANDYの時は、同じような企画をいくつももらっていたのですが、アトモフの最先端な感じが気に入って、やってみようと思ったんです。タワシタへの導入は、ケーブル類の配線を壁の裏に出して、本格的に窓みたいにして試してみたいな、と思いました。

このタワシタの壁は、挾土秀平さんという、飛騨高山の左官さんに手がけてもらったんですよ。左官さんといえば、壁塗りだけのイメージがあるかもしれませんが、それがアートにまで発展したり、ちゃんと訴えかけるような壁を作っている人なんです。名だたる建築家さんたちにも認められていて。土って、すごく昔から当たり前にそこにあって、アナログじゃないですか。なので、彼の作品を見た時に、すごく人として落ち着いた気持ちになれたんです。人工的に作られた科学的なものではなくて、自然に作られたものという点が、すごくタワシタとマッチしている気がして。そこに、ひとつの対比としてAtmoph Windowのような最先端の技術があると面白いかな、と思ったんです。

これは、その挾土さんが仰っていたんですけど、向こうの部屋(テーブル席)が安心できる壁でこっち(個室側)は逆に緊張があるような壁なんです。僕は彼の作品を多くみているんですけど、全体的に「緊張と緩和」のような部分があるんです。それが対比となって面白いんです。僕の中で、店をどのように表現するかを考えた時、天然素材ばかりで作るのも良いけれど、東京のど真ん中でやっていくには、Atmoph Windowのような最新のものがあってもお客さまの目を引くのかな、と思って。アナログとデジタルの対比が面白そうに思えたんです。

そういう意味では、いいギャップがひとつの部屋の中で生まれて本当に楽しいですよ。お店にはね、お店をやっている人の考えがどこかしら出るんです。特に僕はお店を13年もやっていて、店内にはテーブルセッティングなどの細かい所まで、僕のやりたいことが素直にほぼ100%出ている。その中で、あまりに素材重視で考えすぎてしまうと、そればっかりの、一辺倒になってしまう。でも、普遍的なものばかり揃えるよりも、今の時代、今の人間だからこそ生み出すことができたテクノロジーもどこかで見せていきたいなと思ったんです。それが出すぎてしまうと、冷たくなってしまうんですけどね。その調和が、Atmoph Windowではとれていると思います。パノラマにして、特にね。

素材中心の自然の中に、パッと目を引くテクノロジーがある。現代の空間としては、非常に有りなのかな、と思っています。僕がよく言うのは、自然・天然素材やアナログな物ってザラザラしていることが多いじゃないですか。無垢材とか。実際に扱うには重いし、掃除は大変だし、水は染み込むし。でも、それが木目「調」だと軽いし便利だしプラスチックでつるつるしていますよね。だから、僕は「ザラザラ」と「つるつる」って呼んでます。「つるつる」ばかりに囲まれているとどこか落ち着かないんですよ。人が作った、「ザラザラ」なものに囲まれていると、やっぱり安心するんですよね。その側面でいうと、Atmophは「つるつる」なんですけど、作っている人たちはすごい「ザラザラ」な考えなんですよね。「つるつる」の中から、「ザラザラ」が見えてくると、すごい面白いんですよ。映像も、一見すると無機質に見えるかもしれないんですが、僕には「ザラザラ」がその中に見えたんです。例えば、撮影も実際に現地に行って一日中撮影しているなんて、すごくアナログで手が込んでる。「ザラザラ」ですよね。

これが、僕がAtmophを導入した理由です。

やっぱりね、「ザラザラ」な所って人は居心地がいいんですよ。僕も、「このお店が一番落ち着く」って言われたら一番嬉しいです。空間って、やっぱり大事なんです。落ち着かなかったら、お客さんはデザートも食べずに帰っちゃうんですから。

好みの問題もあるかもしれませんが、その点ではAtmoph Windowとの相性はかなり良かったのかと思います。

Q. 実際に導入して、お客さまの反応はいかがですか?

ものすごくありますよ。静止画だと思っていたら、「動いてるじゃん!」みたいな。一週間のうちに、何度かはAtmoph Windowの説明をしていますよ。笑 そういえば、シングルを買ってうちのパノラマ見た人が「パノラマいいよね、今度買おう」って言ってました!

感度の高いお客さまがみえることが多いので。パノラマにしてからは、抜群に反応は増えましたね。

Q. Atmoph Windowで、お好きな風景はありますか?

お店の雰囲気に合わせて、暗めの景色が多いですね。花火やエッフェル塔、水の流れている様子が好きなので、ヴェネツィアのジュデッカの朝焼けとかも好きです。

本当の窓からは、東京タワーの夜景が見えて、こっちの窓からはエッフェル塔のライトアップが見える、なんて最高のシチュエーションですよ。笑

Q. 今後追加してほしい風景はありますか?

動きがある風景だと、より面白いかなと思いますね。窓という設定だからこそ、動いていれば動いているほどお客さまが立ち止まって反応してくれてることが多いのかな、と。

Q. 今後追加してほしい機能はありますか?

パノラマでの、ランダム再生ができたらいいですね。営業中は忙しいので、タイマーで30分おきに自分が好きな風景を自動的に切り替えられたら嬉しいです。音楽のプレイリストのようなイメージですね。今は、手動で操作をしているのですが、操作中にMENU画面になったりするのがあまりスマートじゃないのかな、と。

それ以外は、全部満足しています。パノラマにして本当に良かったと思っています。

* 2022年2月現在 Atmoph Window 2 オート機能でランダム再生は実装済みです。

公式サイト:https://towershita.jp/
住所:東京都港区東麻布1-9-3 赤石ビル2階
営業時間:完全予約制